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乾癬

乾癬は、銀白色のカサつきを伴う、少し盛り上がった赤い発疹が、主に頭皮や髪の生え際、ひじ、ひざなど外からの刺激を受けやすいところに好発する慢性の皮膚病です。他の人に感染する病気ではありません。典型的な尋常性乾癬、関節症状を伴う関節症性乾癬、小児や若年者の風邪などの感染症の後に起こる滴状乾癬、全身に皮膚に及ぶ乾癬性紅皮症、発熱や皮膚に膿を伴う膿疱性乾癬の5つのタイプがあります。乾癬の原因、病態については、近年研究がかなり進み、ほぼ全貌が明らかになってきました。乾癬は、遺伝的になりやすい体質があり、そこに感染症や精神的ストレス、薬剤などのさまざまな要因が加わって発症すると考えられています。糖尿病や脂質異常症(高脂血症)、肥満なども影響するといわれています。治療薬の進歩は目覚ましく、病状に合わせて種々の治療法があります。当院では、外用剤(ステロイド、ビタミンD3、その配合剤)、内服剤(オテズラ、ネオーラル、チガソン)の治療、漢方治療、生活習慣改善(ダイエット、禁煙などが非常に重要です。)のアドバイスなどを行っております。重症難治性の場合は、かなり高い効果を見込める生物学的製剤による治療を目的に、近隣の基幹病院をご紹介させていただくことも可能です。

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